ノンオイルのカレーが美味しい理由

オイルは、諸刃の剣

「え、カレーなのに油使ってないの?」「なんでまた?」カレーに詳しいお客様ほど、こんな質問を頂くことがふえてきました。

そこで、なんでうちが無油カレーを始めたのか、ちょっときちんと書いてみようと思います。

妻はこってり系の豚骨ラーメンが大好きで、独身時代に豚の大腿骨を買ってきて「家二郎」を作ろうと試みた時、衝撃を受けたそうです。

「スープにいつもの2倍の塩を入れても、味が薄い!」
論文を色々と調べたら「油が味蕾(舌の味を受け取る部分)を覆うと味を感じにくくなる」という研究結果に辿り着いたらしく…

僕が、カレー屋を開く前に試作しまくって、それでも納得する味が出せずに悩んでいた時に「油なしで作ってみれば?」と言われたのが始まりです。

ノンオイルでカレーなんて聞いたことがない!と言い返したんですが、実は僕らが出会った地に、一軒だけ油を使わないカレー屋さんがあって、そこがまた妻の好みにドストライクだったこともあり…「あそこが出来るなら、きっと出来る!しらんけど」と意味不明な一言で始まりました。

最初に作ったのは、ノンオイルのチキンカレー。これが、たしかに美味しかったんです。スッキリとしていて、スパイスや素材の味を感じられるし、カレーを食べ終わった時の、口の周りのベタベタ感というか皮膜感も少ない。

そこから、ポークカレー、牛タンカレー、魚介カレーなど、ノンオイルの幅が広がっていきました。でもビーガンカレーの時は、油を使いますし、サバのドライキーマも油を使ってます。これは油を使った方が美味しいと感じるからです。

なので全てがノンオイルカレーというわけではありませんし、僕自身は、揚げ物も大好きです。でも、肉系カレーはほぼノンオイルなので、カロリーや油、胃もたれが気になる方は是非一度お試しください。

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