わたしたちについて

平凡なサラリーマンの妄想が始まりでした

ムムポンドの構想が生まれたのは2019年。当時オフィス街で、気取らず入れてサクッと出てきて、ガッツリ食べられ健康的な800円台ランチというのは中々ありませんでした。食品会社のサラリーマンだった店主は、時間に追われ、早い安い旨い定食屋に通う日々でした。
ある日恋人と、家で映画を観ていたら、ニューヨークの街角に色とりどりのキッチンカーが並ぶ場面が映り「大阪にもこんな場所があればいいのになぁ」と呟いたら、「無いなら作れば?」と横にいた彼女が言い出し…
2020年、妄想キッチンムムポンドが生まれました。

時々、こだわりすぎだといわれます。

余計なものを添加しない。これが私たちの信念です。安心安全をお届けしたいのはもちろん、化学調味料や保存料に頼らない一番の理由は、素材本来の味をお届けしたいから。そして、食後の胃もたれ・眠気・喉の渇き・イガイガ感といった「食べ疲れ」を軽減したいからです。バターたっぷりカレー、背脂たっぷりラーメン、この世には美味しいものが沢山あります。そんな料理に出会った時、思う存分楽しめるように…ムムポンドのカレーは、普段づかいの味噌汁のように、毎日食べても安心な軽やかなカレーを目指しています。

1週間で19種類のカレーを試作します。

ムムポンドは、場所によってメニューを変えています。定番のカレーもあれば、オフィス街では、PC疲れの目をいたわったEPAたっぷりサバカレーを出したり、オーガニック野菜マルシェではビーガンカレーを出すことも。半年で200回以上の試作を重ね、鶏モモと鶏ムネで出汁の出方を比べたり、鴨ガラを圧力鍋と24時間コトコトで煮比べてみたり…私たちのカレーのユニークさは、メニュー作りにあります。旅先で出会った味、伝統的な味、時には実在しないマンガの世界…妄想という翼であらゆる日常からメニュー作りのヒントを得ます。

スパイスが、誰かを救うかもしれない。

そう気づかせてくれたのは、ある女性でした。頭頸部がんを患った彼女は手術で口があけにくくなり、放射線治療で味を感じられなくなりました。ところがそんな時も「カレーだけは、カレーの味がした」のだそうです。
スパイスは、味ではなく「香り」の食べ物。もしかすると、口の動きや味覚が低下した時も、スパイスはかろやかに彼女の鼻から脳へと旅をして、香りで彼女の記憶を刺激したのかもしれません。
彼女が「食べたい」を取り戻せたときいた時、私たちは食の尊さに、ハッとさせられたのです。
0歳から100歳まで、一番身近な「スープ」。そこにひとつまみの「香り」を足すだけで、私たちはいつでも旅に出ることができる。そう信じています。

ひとりで食べるカレーから、広がって…

開業当初から、サラリーマンがサッと選べてチャチャッと食べられる健康ファストフードとして間借りでカレーを届けてきました。時代の変化とともに「家でも食べたいんだけど冷凍できる?」「夜用と夜勤明け用に2つ詰めれる?」「親戚の集まりの差し入れに4ついける?」と、今晩の自分のため、明日の自分のため、誰かと食べるため、少しずつ要望が増えてきました。まだ冷凍や保存カレーの開発には至っていませんが、油を使わない、塩が控えめ、鴨のボーンブロスを飲み干す…これからも誰かの日常に溶け込めるよう、やさしくかろやかなカレーをこしらえていきます。

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